くまもと未来国体100人ジェンベ

 1999年10月23日第54回くまもと未来国体が熊本県民総合運動公園陸上競技場「KKWING」で開会式が行われました。その開会式典前のアトラクションとしてわがジェンベクラブが100人でジェンベを演奏したのです。この日を迎えるまでに本当に大変な苦労がありました。出演がこの年のはじめに決まり、当時30人ほどの人数だった為、まずはメンバーを集めるのに一苦労しました。今までワークショップに参加した方たち、熊大のジェンベクラブ、阿蘇のジェンベクラブ、ジェンベクラブの友人、人吉でジェンベを叩いている方、ダンサーと声をかけ、5月の段階でなんとか100人に近いメンバーを集めることが出来ました。そこでさらなる難問が・・・。

 叩いたことのある方はお分かりでしょうけれど、ジェンベを100人で叩くということはかなり難しいことなんです。ジェンベはベースにジュンジュン、サンバン、ケンケニという大太鼓を使いカウントをとります。少人数では十分聞こえる大きさなのですが、100人となると聞き取ることが困難になります。また、ジェンベは打楽器特有の音の返りがあるため、音だけを頼りに合わせるとなるとずれてしまうのです。そこでサバールというバチで叩くセネガルの太鼓の奏者、YAS-KAZさん率いるサバール隊にも東京から参加していただけることになりました。サバールはジェンベに比べて高音が出るので、大勢でジェンベを叩いても聞き取ることが出来るのです。

 6月から毎週日曜日ルードバーにて練習となりました。初めての方もけっこういたので基礎からの練習です。また、皆さんいろんな職業の方達だったのでなかなか揃って練習が出来ませんでした。8月から競技場内での練習が出来るようになったのですが、実際広い競技場で叩いてみると思っていたより音の返りが大きく、広いフィールドに散らばって叩く為、なかなか音が揃わないので、間際になって色々変更しなくてはならなくなりました。

 10月17日、本番のための模擬国体が行われました。この日ほぼ100人集まり初めて全員揃っての顔合わせでした。ジェンベクラブのメンバーでもあるグラフィックデザイナーの荒木君にデザインしてもらったジェンベクラブの黒いオリジナルTシャツに、オレンジのパンツがとても良く映え、本番さながらの緊張感でした。ただ、やはりこれだけ揃って叩くのは初めてだったので反省点はいっぱい。終わってから隣の公園で猛特訓しました。下の写真はこの日に撮影されたものですが、一部この日出席できなくて写っていない方もいらっしゃいます。

 そして本番の10月23日、YAS-KAZさんのサバールの高音で始まり、大のジェンベの合図が入ると共に100人いっせいにKukuを叩き始めました。その音は見事に揃い、競技場内でうねりとなって鳴り響きました。そのあとGiri、Makruにはいったころはみんな本当に楽しんで、飛んだり踊ったりして叩いていたようです。そしてラストの曲で退場し大の合図と共にいっせいに終了。最後も見事にきまりました。とにかく感動の一言です。参加出来て本当に良かったです。この日の為にがんばって練習してくれたみなさん本当におつかれさまでした!また、東京からわざわざ参加して下さったYAS-KAZさんをはじめ、サバール隊のみなさんにも感謝します!

国体のアトラクション出演や、100人でジェンベを叩くということはなかなかできない貴重な体験だったと思います。
こんなに大きなイベントはめったにありませんが熊本ジェンベクラブには色々なイベントの出演依頼があります。最近叩いてない方、また、叩いてみたい方、ぜひいっしょに出演してみませんか?
イベントのスケジュールについては電話、もしくは下記のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。

      熊本ジェンベクラブ TEL&FAX:096-212-6131(ワサワサ)
 代表 村本 大


djembeclub@wassawassa.net

くまもと未来国体100人ジェンベ

1999年10月23日くまもと未来国体式典前アトラクション100人ジェンベ出演!100人ジェンベに出演した参加者達


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